Saturday, March 28, 2009

カヤラン Orchidea giapponese




Thrixspermum japonicum カヤラン (榧蘭)
和名カヤラン属。日本にはjaponicumカヤラン、saruwatariiケイトウフウラン渓頭風蘭、fantasticumハガクレナガミラン葉隠長実蘭などが産する。 代表種  Thrixspermum japonicum (Miq.) Reichb. f.
カヤラン(Sarcochilus japonicus (Reichb. fil.) Miq.)は、単子葉植物ラン科カヤラン属の多年草で、小柄な着生植物である。樹木の幹や枝から垂れ下がるように生育し、気根で付着する。
界: 植物界 Plantae 門: 被子植物門 Magnoliophyta 綱: 単子葉植物綱 Liliopsida 目: ラン目 Orchidales 科: ラン科 Orchidaceae 属: カヤラン属 Sarcochilus 属: カヤラン S. japonicus
サルコキルス (Sarcochilus:サルコキルス)
略号 Sorco. 12種ほどが北、東オーストラリアに分布する着生ラン。属名はギリシア語のsarx肉、cheilos唇、しんべんが肉質であることから。 代表種  Sorco. fitzgeraldii
樹木にくっついて生活する植物を着生植物と言う。寄生植物と間違えられることもあるが、くっついている植物から栄養を吸収しているわけではないので、全く異なるものである。
日本原産の着生ランで、風通の良い湿った樹幹にぶら下がるように生育します。葉が左右二列に互生していて、イチイ科の榧(カヤノキ)の葉のように見えるのでカヤランと言います。小型で大きさも5~6cmです。花は黄色で大きさは5mmほどです。なお、葉は1年に一枚ずつ互生して生えるのだそうです。
漢字表記を茅蘭とか萱蘭としてあるものを見ますが、前述のような名前の由来からみるとやはり榧蘭とすべきではないかと思います。

Thrixspermum japonicum (Miq.) Rchb. f. 1878 : Japan Thrixspermum (synonym Sarcochilus japonicus)
カヤラン
日本では宮城県から九州まで分布する小型着生ランです。海外では中国大陸南部にあります。芽先は下へ根は上に伸び、逆立ちしてぶら下がるようにして木にくっついています。奈良県では湿り気の多い谷筋に比較的多く見られるランです。厚めの葉が左右に規則正しく並び名前の由来にもなっている榧(カヤ)の木の葉を思わせる姿をしています(名前の由来はカヤの木に良くくっついているからとの説もアリ)。小さい草姿ながら根をたくさん伸ばし、いかにも頑張って木にくっついている感じがします。細い花茎を数本垂らし、4月ごろ1花茎に花を数個咲かせます。小さい花ながらも丸みある黄色い花がかわいらしく、ころころした雰囲気。唇弁(リップ)は丸みある袋状で内側には赤褐色の虎縞模様が入りアクセントになっています。
栽培は、環境づくりが重要です。空気中湿度が高い環境で風通しもあるところが理想です。環境さえ合えばヘゴにくっつけても、杉皮につけても、庭木につけても、束ねたミズゴケにつけても良くできます。つけるときは芽先が下を向くようにします。鉢にミズゴケ植えもできますが根が加湿にならないように注意します。蒸れても乾燥しすぎても葉を落とし枯死してしまうので栽培はあまり簡単なほうではありませんが、相性の良い環境を見つけてあげれば手をかけなくても育っています。私のところでは、杉の皮にくっつけて、明るめでやや風通しよいところの地面近くにぶら下げています。学生の頃からずっとそのままですが頑張って育っています。冬はやや乾き気味にし、霜や乾風に当てないようにしましょう。
Thrixspermum is a genus of orchids, comprising around 100 species distributed from India to Southeast Asia and New Guinea. The genus is also present in several Pacific Islands and two species have been found in Australia. The type species is Thrixspermum centipedia. These orchids live in lowland tropical rainforests up to an altitude of 1,200 m.
Thrixspermum are small or medium-sized monopodial epiphyte orchids. They have a typical flattened raceme that bears flowers in either two distinct ranks or any direction. Flowers are fragrant and last 2 to 3 days.
The scientific name refers to the hair-like seeds.
Vascular plants with monopodial growth habits grow upward from a single point. They add leaves to the apex each year and the stem grows longer accordingly. The word Monopodial is derived from Greek "mono-", one and "podial", "foot", in reference to the fact that monopodial plants have a single trunk or stem.
Orchids with monopodial growth often produce copious aerial roots that often hang down in long drapes and have green chlorophyll underneath the grey root coverings which are used as additional photosynthetic organs. They do not have a rhizome or pseudobulbs so species adapted to dry periods have fleshy succulent leaves instead. Flowers generally come from the stem between the leaves. With some monopodial species, the stem (the rhizome) might fork into two, but for all monopodial orchids this is not necessary for continued growth, as opposed to orchids with sympodial growth.This is monopodial
Retrieved from "http://en.wikipedia.org/wiki/Monopodial"
An epiphyte is an organism that grows upon or attaches to a living plant.

Thursday, March 26, 2009

変わった花  




学名:Solanum mammosum 

英名:fox face 

別名:ツノナス(角茄子) 

花期:夏


 果実の付け根に角のような突起があるので,ツノナス(角茄子)とも呼びます。外国人はこれを「狐の顔」というか狐の頭に見立てたのでしょう。 原産地は熱帯アメリカでもともとは低木ですが,日本では冬を越せないので一年草として扱われます。近代生け花などの花材として使われたりします。花屋さんで売られているときには葉や余分な枝は取り除いてあるので,水も必要でなく,そのまま空の花瓶に放り込んでおけば 2 ヶ月くらいは楽に観賞できます。
Solanum mammosum  Albero dei capezzoli
Arbusto alto fino a 120 cm, con fiori a grappolo, frutto di forma conica con lobi, di colore giallo oro a maturazione, lunghi circa 5-6 cm. Originario dell'America tropicale. Cresce in ogni tipo di terreno, da quelli sabbiosi a quelli argillosi. Non tollera terreni con cattivo drenaggio. Si semina tutto l'anno, eccetto i mesi di calura estiva. E’ sufficiente cospargere appena i semi di terriccio e mantenere umido ma senza esagerare.La pianta è utilizzata per scopi ornamentali, in parte a causa della somiglianza dei frutti ad un seno. E’ usato nel folclore popolare per attrarre la fortuna, a Taiwan si utilizza come un'offerta religiosa.Prima dell’invenzione del sapone il succo era comunemente usato nei villaggi come un detersivo per lavare i vestiti. La pianta inoltre ha alcune proprietà medicinali: acaricida, fungicida, piaghe dei seni.Il Solanum mammosum per la forma del frutto che, è tossico, è conosciuto con moltissimi altri nomi, praticamente un nome diverso in ogni paese:Nipple Fruit, Titty Fruit, Cow's Udder, Apple of Sodom, Morelle Mammée, le fruit aux tétons, Pig face, Uierplant, Appel van Sodom, Love apple, Susumber, Tit fruit, Turkey berry, Tétons de jeune fille, Berenjena de gallina, Berenjena de teta, Tetilla, peito-de-moça, juá-bravo, jurubeba-do-pará, peito de moça, Chucho de vaca, Tinta uma, cocona venenosa, Tintuma, Tinctona, Resalgal, Tintonilla, Cocoán y Chuf-cha, Manzana de amor, Kuheuterpflanze, Nippelfrucht, frutto delle tette, albero dei capezzoli
Solanum mammosum is commonly known as Nipplefruit, Titty Fruit, Cow's Udder, or, ambiguously, "apple of Sodom"[1]. It is an annual to perennial plant in the Solanaceae family, part of the Solanum or nightshade genus, and a relative of the tomato and potato.

Monday, March 16, 2009

身体、精神、霊  Physical・Psychological・Spiritual

『パンセ』を読む http://www.kojintekina.com/pascal/pascal793.html
793
身体から精神への無限の距離は、精神から愛への無限大に無限な距離を表徴する。なぜなら、愛は超自然であるから。
——
この世の偉大のあらゆる光輝は、精神の探求にたずさわる人々には光彩を失う。
——
精神的な人々の偉大は、王や富者や将軍やすべて肉において偉大な人々には見えない。
——
神から来るのでなければ無に等しい知恵の偉大は、肉的な人々にも精神的な人々にも見えない。これらは類をことにする三つの秩序である。
——
偉大な天才たちは、彼らの威力、彼らの光輝、彼らの偉大、彼らの勝利、彼らの光彩を持ち、肉的な偉大を少しも必要としない。彼らの偉大は、肉的な偉大と何の関係もない。彼らは目では見えないが、精神で見える。それで十分なのだ。
——
アルキメデス(1)は、この世の光輝はなくても、同じように尊敬されたであろう。彼は目に見える戦争はしなかった。だが、すべての精神的な人々に、彼の発明を提供した。ああ、彼は精神的な人々に対していかに光輝を放ったことか。
——
イエス・キりストは、財産もなく、学問の対外的な業績もなく、その清浄な秩序のなかにおられる。彼は発明も授けず、支配もしなかった。だが、謙虚で忍耐づよく、清浄で、神に対しては清く、悪魔に対しては恐るべく、少しの罪もなかった。ああ、知恵を見る心情の目を持つ人々にとって、彼はいかに偉大な壮麗とすばらしい豪華とをもって来臨されたことであろう。
——
アルキメデスにとっては、その幾何学の書物のなかで王公のようにふるまうことは、よし彼が王公(2) であったとしても、無用であったろう。
——
われわれの主イエス・キリストにとっても、その清浄な世界において照り輝くために、王として来臨することは無用であったであろう。だが、彼は彼の秩序にふさわしい光輝をもって、そこに来られたのだ。
——
イエス・キリストの卑賤を、彼が来臨して現そうとされた偉大と同じ秩序のものであるかのように考えて、つまづくのは、笑うべきことである。この偉大を、彼の生涯、彼の苦難、彼の微賎、彼の死、弟子たちの選定、彼らからの置き去り、彼のひそかな復活などのうちに見るがよい。人はそれがいかに偉大であるかを知り、そこにありもしない卑賤をつまずきの種にするようなことはあるまい。
——
しかし、世には肉的な偉大にのみ感心して、精神的な偉大などはないかのように思っている人々があり、また精神的な偉大にのみ感心して、知恵のうちにさらに無限に高いものはないかのように、思っている人々がある。——あらゆる物体、すなわち大空、大地、その王国などは、精神の最も小さいものにもおよばない。なぜなら、精神はそれらのすべてと自身とを認識するが、物体は何も認識しないからである。
——
あらゆる物体の総和も、あらゆる精神の総和も、またそれらすべての業績も、愛の最も小さい動作にもおよばない。これは無限に高い秩序に属するものである。
——
あらゆる物体の総和からも、小さな思考を発生させることはできない。それは不可能であり、ほかの秩序に属するものである。あらゆる物体と精神とから、人は真の愛の一動作をも引き出すことはできない。それは不可能であり、ほかの超自然的な秩序に属するものである。

(1)(紀元前287-212)。シラクサに生まれた幾何学者・物理学者。「アルキメデスの原理」をはじめとして多くの発明発見をしたが、ローマ軍がシラクサを占領したとき、殺害された。

(2)アルキメデスは王族であったと、プルタルコスは言っているけれども、キケロは彼を素性の知れない人であったししるしている。

http://www.kojintekina.com/pascal/pascal793.html

Friday, March 13, 2009

Meccanismo del caprio espiatorio

A volte si ha l'impressione che la nostra società abbia bisogno di un gruppo, almeno, al quale non riservare alcuna tolleranza; contro il quale poter tranquillamente scagliarsi con odio. E se qualcuno osa avvicinarglisi – in questo caso il papa – perde anche lui il diritto alla tolleranza e può pure lui essere trattato con odio senza timore e riserbo.

Benedetto XVI