Friday, December 20, 2013

猪瀬 直樹(いのせ なおき、

猪瀬 直樹(いのせ なおき、

石原前知事の後継者として猪瀬直樹氏が都知事に就任してちょうど1年と1日目の12月19日、医療法人「徳洲会」から5千万円の資金提供をうけていた猪瀬知事が、自ら辞職を表明しました。



都政改革をうたって434万もの有権者に支持された猪瀬氏でしたが
「自分はアマチュアだった」と、まるで足をすくわれた被害者であるかのように猪瀬氏は弁解していますが、「政治とカネ」のワナに気づかなかったふりをしても通用しません。「個人的借金」というストーリーはとっくに破綻していたのに、辞意表明の場でなおも固執する姿は滑稽でしかなく、彼はけっきょく「改革」どころか古い金権政治のスタイルそのものを実行していたのではないか。「アマチュア」を言い訳にするのは卑怯です。

▼一つウソを言えば、ウソをつき通すのに別の20のウソが必要になると西洋の古言にいう。責任は知事を辞めても帳消しになるわけではない

 表の政治を操る裏の利権構造は旧態依然のようだ。
 東京都の猪瀬直樹知事の辞任劇は、変わらない政治とカネの問題の根深さを見せつけた。
 有権者が1千万を超える都知事選は、都市型選挙の典型と見られてきた。幅広い民意の支持がものを言い、金権選挙にはなりにくいはずだった。
 ところがその裏側では、都から補助金を受けている医療法人・徳洲会側から、猪瀬氏に5千万円もの現金が動いていた。

 特定秘密保護法案が可決された6日は、平和国家としての日本の歩みに大きな方向転換をもたらしたものとして歴史に刻まれることになるだろう。子や孫の世代の生きる世界がものもいえない暗い社会にならないよう、なんとしてもこの法律は廃止させなければならない。





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