日本カトリック神学会誌、第24号 2013年 11頁より
日本カトリック司教団の2011年11月8日の声明「いますぐ原発の廃止を」が話題になりました。教会は信仰と道徳の観点から社会の問題を論じますが、キリスト教政党(もしあれば)のように相対的な政策選択の議論をするものではありません。この声明には「原発を廃止してもエネルギー不足は心配ない」という説明がありますが、信仰と道徳の観点からは、エネルギーが不足してもしなくても結論は変わるものではないと思います。
小柳義夫 (おやなぎよしお)
神戸大学特命教授
教皇庁文化評議会顧問
Subscribe to:
Post Comments (Atom)
No comments:
Post a Comment