Sunday, September 27, 2009

日本人の宗教観

日本人の宗教観
Filed under: 霊性・思想 — admin @ 14:11:00 2008/6/2 月曜日

http://integraljapan.net/wordpress/yamaguchi/?cat=5

5月30日の読売新聞に「宗教心 静かに息づく」という見出しで、日本人の「宗教観」に関する世論調査が掲載されていました。
宗教を信じているかという問いには、26%が「信じている」 で、72%の「信じていない」が大きく上回っています。
しかし、「日本人は宗教心が薄いと思うか」では、45%が「そう思う」、49%が「そうは思わない」と拮抗しており、意外と宗教心は薄くないと思っている人が多いことが窺えます。宗教や特定の信仰には抵抗があるが、宗教心はなんとなく大切だと感じているということでしょうか。
また、「自然の中に人間の力を超えた何かを感じることがあるか」という問いには、56%の人が「ある」と答えています。40歳代が60%で最も多い。
記事では、「自然をおそれ、敬う気持ちや、先祖を敬う気持ちは、日本人に共通し、宗教観の形成に影響しているようだ」と結んでいます。
また、「スピリチュアル」への関心についても調査しています。でも、ここでの定義は、「前世や守護霊、オーラなど、目に見えない霊的なものとのつながりによって心の安らぎを得ること」とされています。「ひかれる」 が、全体で21% 男性13% 女性27%
死んだ人の魂については、30%が「生まれ変わる」 24%が「別の世界にいく」でした。
「宗教」「宗教心」「スピリチュアル」「魂」と聞き方によって色々な反応がありますが、49%の人が「宗教心は薄くない」と答えた時の、「宗教心」とはどのようなことをイメージしていたのでしょうか?
私自身、日本人の宗教心、あるいは日本的霊性とは何かについて、関心を持ってきましたが、この記事を読んで、もう一度日本人が漠然と抱いている宗教心について考えさせられました。

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