Tuesday, December 11, 2012

易占い 信仰年


易占いは 四千年の歴史をもち 様々な人々に 生きる道を示してきました。  古代中国では、王者はみずから 易占いを行い 国をおさめてきました。

また、 老成した思想家が その深い意味を探り、 古典の書物を残しています。  人々も その知恵の深さに 敬意をはらい 長く長く 受け継がれてきました。

そこには 我々の今を解明し、 より良い道を歩むヒントがあります。

易占いは、 筮竹(ぜいちく)と卦木(かぼく、「さんぎ」とも言う)を用いて占い、 64卦の中から一つの卦をだし、 卦辞 64、 爻辞 386、 あわせて  450辞の中から  あなたの現在の状況とその未来、 さらに より良い方向に向かう方法を示してくれます。

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52.艮為山(ごんいざん)山 のように動かないが一番の時
卦 象


運勢予報
晴れたり曇ったり

卦  辞
艮其背。不獲其身。行其庭。不見其人。无咎。
(そのはいにとどまりてそのみをえず。そのていにゆきてそのひとをみず。とがなし。)

運  勢
「艮」は止まること。「人間の体の中で動かない背中に止まる。そうすれば、動くところに惑わされない。庭に行っても人をきょろきょろ 見ない。問題はない」。この卦は山が二つ重なった姿です。山は不動 の象徴です。艮為山の時は、行く手は山また山の時です。こうした時は悟りを開いて無欲、無関心にして、心静かに「動かざること山の如し」をモットーとする ことです。あなたの守るべき立場をしっかりと守ること。

初爻 爻辞 艮其趾。无咎。利永貞。

(そのあしにとどまる。とがなし。えいていによろし。)
対処法 「足を止め、動かない。問題はない。いつまでも貞正を保てば良い」。現状維持に徹する時です。転職などはもってのほかです。

二爻 爻辞 艮其腓。不拯其隋。其心不快。

(そのこむらにとどまる。そのしたがうをすくわず。そのこころこころよからず。)
対処法 「腓」はふくらはぎのこと。「ふくらはぎを止める。上にある者が従ってくる者を助けてくれない。不愉快である」。会社では上司と心が 合わず、意見が通じず、思うようにならない時です。我慢するしかないでしょう。

三爻 爻辞 艮其限。列其夤。厲薰心。

(そのげんにとどまる。そのいんをさく。あやうくしてこころをくんす。)
対処法 「限」は「腰」、「夤」は腰骨、「薰」は煙でいぶすこと。「腰を止める。そうしたら腰骨が裂ける。危うく煙でいぶされたように心が痛 む」。会社の中では上下の板ばさみになって、引き裂かれるような思いをするなど、労多くして功少なく、中途で挫折しやすい時です。あまりに柔軟性がないの も考えもの。
◎あなたの考え方、進み方に問題点があります。よく反省し、改めましょう。

四爻 爻辞 艮其身。无咎。

(そのみにとどまる。とがなし。)
対処法 「自分自身が動かない。問題はない」。会社では部長の位です。上には社長が控えていますので、自分の分を守り、時の来るのを待つこと です。

五爻 爻辞 艮其輔。言有序。悔亡。

(そのほにとどまる。ことじょあり。くいほろぶ。)
対処法 「輔」は口のまわり。「口を止める。すなわち言葉を慎む。意見がある時は順序正しく述べる。悔いはなくなる」。「沈黙は金」の時で す。風格のある人は言葉を選ぶもの。

上爻 爻辞 敦艮。吉。

(とどまるにあつし。きち。)
対処法 「一番高い山に心敦く止まる。吉」。止まるところに見事に止まり終えて、今や見識、財力ともに山の如しの時です。仕上げは入念に。
◎良い時です。

※太極・陰陽・八卦(天、沢、火、雷、風、水、 山、地)の解説については、こちらをクリックしてご覧下さい。
※易経六十四卦はそれぞれ、卦象、卦辞、爻辞からなります。1. 乾為天と2.坤為地の所には卦象と爻の位置関係を詳しく記してお ります。

http://www5.ocn.ne.jp/~keisho/64/k52.html


上九━━━
六五━ ━
九四━ ━
九三━━━○
六二━ ━
初六━ ━

九三、艮其限、列其夤、厲薫心、

九三(きゅうさん)、其(そ)の限(こしぼね)に艮(とど)まり、其(そ)の夤(せじし)を列(さ)く、厲(あやう)きこと心(こころ)を薫(くす)ぶ、

九三は上下二体を分ける位置にして、艮止にして動かない。
人体の上下を分けるところは、腰である。
だから、限(こしぼね)に艮まる、という。
夤は背骨を差し挟む肉のことである。
九三は陽剛にして内卦の上に艮(とど)まり、上下四陰を隔て拒んで、相通じることができないようにしている。
恰も、背骨が左右の肉を隔てるかのように。
だから、其の夤を列く、という。
このように、九三は好んで上下四陰の中間に横たわって隔て、四陰を苦しめるわけだが、およそ他者を苦しめる者は、その苦しめられた他者から背き離れられるとともに、恨まれもする。
恨まれたら、何をされるかわからない。
したがって、その身も厲く、その心も安寧ではない。
だから、厲きこと心を薫ぶ、という。
薫ぶとは、物を燃やして煙と匂いを出すこと。
心を薫ぶとは、心を燃やしている様子の形容すなわち不安で落ち着かないことである。
http://www5.ocn.ne.jp/~keisho/64/k52.html

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星座 おおうし


総合運

ゆったりとした気分で過ごせそう
あなたの思い通りに物事が進みそう。今日はやるべき仕事や、こなすべき用事などがスムーズに進みそうです。ここのところ毎日を忙しく過ごしていたのであれば、久々にゆったりとした気分で過ごすことができるでしょう。長い間「頑張らなくてはいけない……」とプレッシャーに感じすぎていたことも、気楽に考えることができそう。自分はどこに向かい、今、何をするべきなのか考える時間ができて、軌道修正をすることが可能になりそうです。

近所のお寺や神社の古木に触れながら、空を見上げて自分を取り戻して。


仕事運

取引先との連絡は、携帯かパソコンのメールで。文字として残しておいたほうが確実です。


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