Sunday, January 20, 2013

Brother Sun Sister Moon Messiaen Wagner Debussy


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ルネッサンスの先駆者ともいうべき画家、ジョットが描いた美しい画面とか、音楽ではフランスの現代音楽家オリビエ・メシアンが書き残したオペラ「アッシジの聖フランチェスコ]

フランコ・ゼフィレッリ監督は1972年のイタリア・イギリスの合作映画。この映画のために、歌手のドノヴァンが主題歌と挿入曲を書き下ろしている。


ブラザー・サン シスター・ムーン ( エンディングの歌 )

1.Brother Sun and Sister Moon

Brother Sun and Sister Moon,
I seldom see you, seldom hear your tune
Preoccupied with selfish misery.

Brother Wind and Sister Air,
Open my eyes to visions pure and fair.
That I may see the glory around me.

I am God's creature, of him I am a part
I feel his love awaking in my heart

Brother Sun and Sister Moon
I now do see you, I can hear your tune
So much in love with all that I survey


ブラザーサン シスタームーン
その声はめったに私には届かない
自分の悩みだけに心を奪われて

兄である風よ
姉である空の精よ

私の目を開いておくれ
清く正しい心の目を
私を包む栄光が
目にうつるように

神に与えられた命
私にも神は宿る
その愛がいま
この胸によみがえる

ブラザーサン シスタームーン
今こそ
その姿に触れ
その声を耳に
そして胸を打つ
あふれるこの愛


2.The Little Church

If you want your dream to be
Build it slow and surely.
Small beginnings, greater ends.
Heartfelt work grows purely.

If you want to live life free,
Take your time, go slowly.
Do few things, but do them well.
Simple joys are holy.

Day by day, stone by stone,
Build your secret slowly.
Day by day, you'll grow, too,
You'll know heaven's glory.

夢をまことにと思うならば
あせらずに築きなさい
その静かな歩みが遠い道を行く
心をこめればすべては清い

この世に自由を求めるならば
あせらずに進みなさい
小さいことにも
すべてを尽くし
飾りない喜びに
気高さが住む

日ごとに
石を積み続け
あせらずに築きなさい
日ごとにそれであなたも育つ
やがて天国の光があなたを包む

Lyrics and music by Donovan

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メシアン/歌劇「アッシジの聖フランチェスコ」

『アッシジの聖フランチェスコ』(アッシジのせいフランチェスコ、フランス語: Saint François d'Assise)は、フランスの作曲家オリヴィエ・メシアン( Messiaen)による3幕(8場)のオペラで、1975年から1983年にかけて作曲された。台本も本人による。アッシジのフランチェスコ(タイトルロール)をテーマとし、作曲家のカトリックへの深い信仰を示す。世界初演は、1983年11月28日に小澤征爾の指揮でパリのオペラ座で行われた。

約4時間から4時間半かかる(各幕80分、2時間、1時間)。

演奏時間が長、く管弦楽が大編成で、台本が自作ということと、題材が宗教的だということで、ワーグナーの神聖舞台祭典劇「パルシファル」に先駆を見出すことができる。


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パルジファル

舞台神聖祝典劇 『パルジファル』(Bühnenweihfestspiel "Parsifal")はリヒャルト・ワーグナーが1865年、国王ルートヴィッヒ二世のために書いたオペラ。全3幕。原語ドイツ語。台本も作曲家自身による。中世(10世紀ごろ)スペインのモンサルヴァート城及びクリングゾルの魔の城を舞台とする。

第1幕への前奏曲

変イ長調。ワーグナー自身は、前奏曲は「劇的」でなく「根源的」に演奏されねばならないと語っていたとされる。また、ワーグナーがルートヴィヒ2世のために書いた注釈には、「愛-信仰-:希望?」と記されている。前奏曲では、主として「愛餐の動機」(イングリッシュホルン、クラリネット、ファゴット、弱音器付きのヴァイオリン、チェロ)、「聖杯の動機」(金管の順次上行。ドイツの賛美歌『ドレスデン・アーメン』を借用)、「信仰の動機」(ホルン、トランペット)が扱われる。とくに「愛餐の動機」は、多種の楽器を重ねることで楽器独自の響きがぼかされており、これはバイロイト祝祭歌劇場での上演を意識した音色と見られる。『ローエングリン』前奏曲がイ長調であるのに対し、『パルジファル』前奏曲がそれより半音低い変イ長調で書かれていることも、より柔らかい、くぐもったような雰囲気を表出することに役立っていると考えられる。曲は次第に重苦しくなっていくが、やがて「聖杯の動機」が希望を示すかのように繰り返され、第1幕へとつながっている。

Overture

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クロード・アシル・ドビュッシー(Claude Achille Debussy, 1862年 - 1918年)


『ベルガマスク組曲』(ベルガマスクくみきょく、仏語:Suite bergamasque )
親しみやすい曲想で知られる。とりわけ第3曲「月の光」(Clair de Lune)はドビュッシーの作品のなかでももっとも有名であり、単独での演奏機会も多い。

3. 月の光 (Clair de Lune)

変ニ長調。ほとんどピアニッシモで演奏される夜想曲で、優しく切ない曲想で有名。中間部の優雅な旋律は教会旋法の一種ミクソリディア旋法が採用されている。




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