Monday, January 14, 2013

Lascia ch'io pianga Ombra mai fu


私を泣かせてください

『私を泣かせてください』(伊語:Lascia ch'io pianga)は、ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルが作曲したオペラ『リナルド』のなかのアリア。「涙の流れるままに」、「涙の流るるままに」等と表記されることもある。


劇中でエルサレムのイスラーム側の魔法使いの囚われの身になったアルミレーナが、敵軍の王アルガンテに求愛されるが愛するリナルドへの貞節を守るため「苛酷な運命に涙を流しましょう」と歌うアリアである。

日本では、全音楽譜出版社の「イタリア歌曲集1」や音楽之友社の「イタリア歌曲集Ⅰ」、「声楽名曲選集 イタリア編Ⅰ」等の歌曲集に掲載されている[1]。またテレビドラマ『牡丹と薔薇』のテーマソングとして岡本知高 (おかもと ともたか) が歌唱したことで有名である[2]。その他にもNHK連続テレビ小説『ちゅらさん』の挿入歌として知られている。

(ぼたんとばら)は、東海テレビ・フジテレビ系列で、2004年1月5日から3月26日まで放送された昼のテレビドラマである。全60回。


Lascia ch'io pianga mia cruda sorte
過酷な運命に涙し、
e che sospiri la liberta.
自由に憧れることをお許しください。
Il duolo infranga queste ritorte
私の苦しみに対する憐れみだけによって、
de'miei martiri sol per pieta.
苦悩がこの鎖を打ち毀してくれますように。


(幸田浩子さんの歌)がこちらに。Kooda Hiroko
http://www.youtube.com/watch?v=Sioo2n-pgMc


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『オンブラ・マイ・フ』(Ombra mai fù)または『ラルゴ』(Largo)は、ヘンデルの作曲したオペラ『セルセ』(Serse, Xerxes)第1幕第1場の中のアリア。ペルシャ王セルセ(クセルクセス1世)によって歌われる。調性はヘ長調。詩は木陰への愛を歌ったもの。

The opera was a commercial failure, lasting only five performances in London after its premiere. In the 19th century, however, the aria was rediscovered and became one of Handel's best-known pieces. Handel adapted the aria from the setting by Bononcini who, in turn, adapted it from the setting by Francesco Cavalli. All three composers had produced settings of the same opera libretto by Nicolò Minato.


下降および上昇旋律を組み合わせた、伸びやかな明るい旋律線を持つ。旋律素材はボノンチーニによるもので、ヘンデルの独創ではないとされる。
従来より、この曲の速度記号から『ラルゴ』とも呼ばれる。『オンブラ・マイ・フ』は歌詞の初行から。今日オペラはほとんど上演されないが、この曲は美しい小品として愛され、しばしば演奏される。元来カストラートのための曲だが、今日は主にソプラノにより歌われる。
この曲は「世界で初めて電波に乗せて放送された音楽」でもある。1906年12月24日、レジナルド・フェッセンデンによって行われた初めてのラジオ実験放送でレコード演奏された。

原詩
Ombra mai fù
di vegetabile,
cara ed amabile,
soave più

日本語訳
こんな木陰は 今まで決してなかった
緑の木陰
親しく、そして愛らしい、
よりやさしい木陰


ヨナ預言者 4:6
どうごまの木はヨナの苦痛を救うために





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