Thursday, March 03, 2005

2005年度・カトリック研究講座

6月21日
6月28日
7月 5日
テーマ   神学において用いられる言語について

講  師   アンドレア・ボナツィ
 
聖書において、神のことは「父」、「王」、「岩」、「砦」などと呼ばれます。また、「全知」、「全能」の存在などと定義づける典礼文もあります。これらの言明は厳密に言えば「隠喩」や「比喩」というより、「アナロギア」(類比)にもとづいた語法だと思われます。本講座では、近現代の言語哲学、記号論などをふまえながら、トマス・アクィナスの伝統的な「アナロギア論」を再検討してみたいと思います。そこで、私たちの信仰生活における神学的言語の意義と役割を確かめたい。

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